最終リハーサル「調子は上々」 木下サーカス 26日から岡山公演

本番に向け、ライオンによる猛獣ショーなど全演目について内容を細かくチェックしたリハーサル

 4年ぶりとなる木下大サーカス岡山公演(山陽新聞社主催)が26日、岡山市北区北長瀬表町の岡山ドーム東隣特設会場で開幕する。25日は最終リハーサルがあり、出演者や舞台スタッフ計約80人が演技を一つ一つチェックし、本番に備えた。

 高く積み上げた椅子の上で倒立する七丁椅子や空中ブランコ、世界的に希少なホワイトライオンを含むライオン6頭による猛獣ショーなど全演目で団員たちが本番さながらの演技を披露。木下唯志社長をはじめ、演出家や振付師が一つ一つ確認し、観客に表情が見えやすくすることや手足の長さを強調するような演技を助言、演技の余韻が残るよう照明を落とすタイミングなども細かく指摘し、修正していった。

 空中ブランコに出演する高岡由侑さん(39)は「調子は上々で、本番が待ち遠しい。120パーセントの力を出したい」。木下社長は「観客の声援を受けることで、パフォーマンスのレベルはさらに上がる。地元のファンに最高のショーをお届けしたい」と話した。

 26日は午後0時45分からオープニングセレモニーを開く。出演者の紹介などがあった後、木下社長ら関係者がテープカットして開幕する。

 会期は9月7日まで。休演は、8月11日を除く毎週木曜と6月29日、7月6、20日、8月3、10、17日。前売り券は大人3千円(当日券3500円)、3歳~高校生2千円(同2500円)など。問い合わせは岡山公演事務局(086―241―0045)。

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