悲観的になったり、孤独を感じる・・・がん患者の思い 両側乳がんになりました153

次の誰かのためにと綴っています。

44歳女性からのメール

「今月の6日に右乳癌の手術と乳房再建術をしました。母親も乳癌に罹患しましたので、(遺伝性ではありませんでしたが)覚悟はしていたつもりでしたが、無くなった胸を未だ受け入れることがまだ難しい状況にあります。また独身ということもあり、悲観的になったり孤独を感じることも多くあります。

自分の居場所を見つけるためにこの記事を探していたのかもしれません。私は看護師をしていますので、乳癌についてはある程度理解はしていましたが、やはり、自分自身が当事者になると冷静に考えることは難しいですね…でもこの記事と出会えたことで、また明日から頑張ろうという気持ちになれました。

少しでも自分らしくいられるよう、生きていきたいですね。なんかまとまりのない内容になってしまってますが、とりあえず、今の自分の心境を伝えたいと思いメールしました。」

ありがとうございます。お母さまも乳がん。私とおんなじですね。さらに遺伝性HBOCではなかったところまでもご一緒です。今月、6月にということでまだ日も浅く、私の3年前を振り返るとまだまだgoogle先生と格闘してはため息をついていた時期です。なのでここまで冷静に書かれているのはすごいと思うのでほめてあげてください、ご自分を。

看護師さんで理解していても冷静に考えられないというお気持ちもよくわかります。知っていても防げるものではないですもん。

それにしても看護師さんでお手紙を下さる方が多い。頑張っておられる方が多いんですね。

まだまだそんなに一生懸命にがんばろうと思わなくてもいいんじゃないかなと個人的には思います。そのうち自然に歩き出せるのではないかと思います。

27日には「乙女温泉@さっぽろ」です。定員通りのメンバーをお迎えして入浴着を着ながらのんびりおしゃべりしたいと思います。北海道もずいぶん暑いのですが、関東は連日の30度越えだそうです。これにホットフラッシュなど来たら・・・想像に難くありません。

どうぞ水分補給、ミスト、手持ちのファンなどあらゆるものと駆使して乗り切りましょう。

「ひとりじゃない」です。

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