「中国国産ドラマの質上がった」6割強が回答も、ネット民「上がったのは画質だけ」

© 株式会社 Record China

中国メディア・中国青年報の社会調査センターなどがこのほど行った調査で、回答者の6割強が「国産ドラマの質が向上した」と答えた。

調査は同国内の1007人を対象に行われたもので、回答者の63.9%がここ2年間で「国産ドラマの質が向上した」と感じていた。「向上していない」は22.1%で、「どちらとも言えない」が14.0%だった。

国産ドラマの質向上の理由では「役者の演技力の高さ」が55.3%で最も多く、以下、「ポジティブなエネルギー(をもらえる)」(52.9%)、「内容的な魅力」(48.4%)、「無駄のないストーリー展開」(46.1%)などが続いた。

また、回答者の73.8%が「国産ドラマを好んで見る」と回答。好きなジャンルは「アイドルの青春ドラマ」(51.3%)、「歴史ドラマ」(44.5%)、「サスペンスミステリー」(40.3%)、「武侠ドラマ」(34.6%)、「ホームドラマ」(32.2%)、「スパイドラマ」(32.1%)などとなった。

このほか、国産ドラマに期待することについては、「コンテンツの新しさ、豊富さ」(57.5%)、「テーマの多様化」(50.6%)、「庶民の生活に近づけること」(49.7%)、「より多くの演技力ある役者の発掘」(49.2%)、「よりディテールにこだわった制作」(38.4%)などだった。

上海電影家協会副主席で上海戯劇学院教授の石川(シー・チュアン)氏は「国産ドラマの質が向上しているのは明らか。われわれは、創作は生活に根差すべきと提唱しており、現実主義的な作風を推奨している。現実的で模範的なテーマ、庶民の日常生活をテーマにした作品が多く、ここ数年は特に際立っている」と述べたという。

一方、ネットユーザーからは「誰に聞いたの?」「マジでそうは思わない。2001~05年のドラマと比べたら質が落ちている」「みんなドラマを見なくなったからでは?」「私は昔のドラマばかり見返してる」「10年前の方が種類が豊富だった」「ここ2年で良い歴史ドラマなんてあった?アイドルが主演する時代劇ドラマを歴史ドラマに含めないでくれよ」「テーマがワンパターンで1年で何本も見られない。演技力や脚本は無視で(主演の役者の)ファンが盛り上げてるだけ」「向上したのは画質だけ」など、厳しい声が相次いでいる。(翻訳・編集/北田)