ファジ、水戸と1―1でドロー 守勢に回り最終盤追い付かれる

終了間際に追い付かれ、顔を覆うファジアーノ岡山の喜山康平(6)ら=ケーズデンキスタジアム水戸

 明治安田J2第23節第1日(25日・ケーズデンキスタジアム水戸ほか=4試合)ファジアーノ岡山はアウェーで水戸と1―1で引き分けた。勝ち点36(9勝9分け4敗)として順位は暫定で4位。

 3位の仙台は山形と1―1で引き分けた。4試合勝利がなく、勝ち点は41。長崎は秋田と0―0で引き分け、大分は熊本を2―1で下した。

岡山1―1水戸

前半1―0

後半0―1

岡山 9勝9分け4敗(36)

水戸 8勝6分け9敗(30)

 【評】ファジアーノ岡山は最終盤に追い付かれた。1―0の後半44分、ゴール右から入れられた浮き球のこぼれをフリーで決められた。序盤からプレスがはまらずボールを握られ続け、守勢に回りすぎた。攻撃は前半23分、相手のハンドで得たPKをバイスが沈め先制。だが1試合を通しパスのつながりを欠いてリズムが生まれず、シュートは5本に終わった。

 水戸は同点後、さらに攻め立てたが勝ち切れなかった。

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