母国の味売っています ベトナム人2人、宮崎市で調味料店開店

ベトナムの調味料などを扱う「オンディア」を開店したチャン・ティ・サーさん(右)と、ブ・ティ・ゴック・チャムさん(中央)=25日午後、宮崎市大淀4丁目

 県内外国人労働者の中で最多を占めるベトナム人を支援しようと、宮崎市の建設業者で働くベトナム人の女性2人が25日、JR南宮崎駅近くの同市大淀4丁目に調味料店をオープンした。母国の味を求めて自炊する技能実習生らの要望に応えたもので、調味料やインスタントラーメンなどを販売するほか、技能実習生らの悩み相談や日本語学習の場としても開放。2人は「ベトナム人同士だけでなく、県民との交流の場にしたい」と意気込んでいる。

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