アジサイ見頃迎える 大田原の黒羽城址公園

まつりが始まった黒羽城址公園のアジサイ

 第28回芭蕉(ばしょう)の里くろばね紫陽花(あじさい)まつりが25日、栃木県大田原市前田の黒羽城址(じょうし)公園とその周辺で始まった。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となり、市内外から多くの人が訪れた。7月3日まで。

 会場では、約40種6千株のアジサイが順次開花し、来場者の目を楽しませている。市観光協会によると、25日現在で7分咲き。7月上旬までが見頃だという。

 家族で訪れた那須塩原市西三島6丁目、会社員楢原兼成(ならはらけんせい)さん(26)は「昨年、たくさん咲いていて感動したので今年も来た。青いアジサイが多くてきれい」と話した。

 野外ステージではオープニング式典が行われ、園部賢一(そのべけんいち)実行委員長が「3年ぶりのまつり。アジサイもこれから咲きそろうので楽しんでほしい」とあいさつした。その後、黒羽高OBの津軽三味線奏者棚瀬敬太(たなせけいた)さん(19)=洗足学園音楽大2年=の三味線演奏や、よさこいなどが披露された。

 (問)黒羽商工会0287.54.0568。

まつりが始まった黒羽城址公園のアジサイ
まつりが始まった黒羽城址公園のアジサイ
アジサイが見頃を迎え始めた黒羽城址公園
アジサイが見頃を迎え始めた黒羽城址公園

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