GEヘルスケア・ジャパン 心臓専用半導体SPECT装置 「MyoSPECT」 を販売開始

医療課題の解決に取り組むヘルスケアカンパニー、GEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長兼CEO:多田荘一郎)は、心臓専用半導体SPECT装置 “MyoSPECT(マイオスペクト)” の販売を開始しました。MyoSPECTは、2010年に販売を開始したDiscovery NM 530cの技術に加え、医療現場のニーズに応える自動ポジショニングなどの新機能を搭載し、心臓核医学検査が必要とする画像の精密化、それを実現するワークフローを自動化できる心臓専用SPECT装置です。

開発の背景

心臓核医学検査には高度な精密さが求められ、体格や心臓の形状など、様々な要因を緻密かつ正確に評価することが欠かせません。検査に必要となる精度の高い撮像を行う上で、体格の大きな患者さんのポジショニング、また、個々の患者さんの撮像位置を迅速かつ的確に行うことが医療現場で長らく課題として指摘されていました。GEヘルスケアでは、課題の解決に向けて“MyoSPECT(マイオスペクト)”の国内での提供を開始しました。

半導体SPECT装置は、感度と分解能を両立させることに加え、BMIの高い患者さんのイメージング、短時間撮像、低投与時撮像などにおいてより優れた有効性を発揮します。また、体格の大きな患者さんのポジショニングの確定をより容易に行い、個々の患者さんにとって最適となる心臓の位置を自動設定できることから、ポジション確定に要した時間の大幅な短縮や撮り直しを防ぐなど、医療現場のワークフローの改善に貢献します。

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GEヘルスケア・ジャパン プレスリリース

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