「若い世代の発想、価値観活かせる環境整備を」 広島高等裁判所 新しい長官就任会見

新しい広島高等裁判所長官が15日、就任会見を開きました。

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新しく長官に就任した笠井之彦長官は東京都出身。甲府地裁・家裁所長、司法研修所長などを歴任し、主に民事裁判に携わってきました。広島での勤務は初めてです。

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(広島高等裁判所 笠井之彦長官)
「裁判のデジタル化をはじめとして、新しい時代のニーズに応えるためには裁判の本質についての理解を土台にしつつ、若い世代の発想、価値観といったものを活かせる環境整備にも努めたい」

笠井長官の座右の銘は、世阿弥が説いた「離見の見(りけんのけん)」…。自分を客観的に見ることで、裁判官としての判断力を養ってきたということです。

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