初の茅の輪くぐり 三和区・風巻神社 光輝セキュリティーや参拝のライダーが製作に協力

 三和区岡田の風巻神社(遠藤眞臣宮司)は25日、社務所前の鳥居に茅(ち)の輪を設置した。

完成した茅の輪をくぐり、疫病退散などを祈願

 全国のバイク好きが集まることで知られる同神社が、茅の輪を作るのは今年が初めて。製作には毎年夏の例大祭前に清掃奉仕を行っている光輝セキュリティー(妙高市関川町、佐々木健一社長)の社員や参拝に訪れたライダーが協力した。
 同区所山田で刈り取ったカヤと、同神社の山で切った竹を使用。直径約2メートルの茅の輪が出来上がり、参拝客を含めて早速、茅の輪くぐり。疫病退散などを祈願した。
 遠藤宮司は「ここまで立派な輪ができるとは。ぜひ皆さまにおはらいに来ていただきたい」と語った。
 夏の大祓(おおはらえ)は30日午後3時から、神事を行う。茅の輪は、例大祭が開かれる7月17日の直前まで設置予定。時間は午前9時ごろから午後4時ごろまで。

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