東京都心で36.2℃ 6月としては記録的な暑さも 週明けも晴れて体にこたえる暑さ続く

26日(日)午後2時半過ぎまでの最高気温

 きょう(日)も関東を中心に35℃以上の猛暑日となっていて、午後2時半までに群馬県の伊勢崎と栃木県の佐野で36.8℃、埼玉県の熊谷や越谷で36.4℃まで上がり、35℃以上の猛暑日となっている所が多くなっている。東京都心も36.2℃まで上がり、6月としては2005年と並んで観測史上1位の記録的な暑さとなった。また、東京では6月に2日連続の猛暑日となったが、これも観測史上初めてだ。夜にかけても気温が下がりにくいため、日が沈んでからも暑さ対策を心がけたい。週明けは西日本や東日本を中心に晴れて真夏の暑さが続く見通しで、これまで以上に熱中症に注意が必要となる。

あす(月)も関東で猛暑予想

27日(月)の全国の天気と予想気温

 あす(月)も各地で真夏日地点が続出する予想で、特に関東では猛暑が続きそうだ。熊谷(埼玉)で38℃、前橋やさいたまで37℃、水戸や宇都宮などで36℃、富山でも35℃、東京や仙台で34℃など、身体にこたえる暑さが続く見込み。また、湿った空気や気温の上昇などで、西日本から北日本にかけて不安定な天気が続く。晴れていても急な雨や雷雨にも注意が必要だ。

週明けは西~東日本で梅雨明けか 厳しい暑さ続く

週間天気予報

 ただ、この先は西日本から東日本を中心に太平洋高気圧に覆われて、晴れて真夏の暑さが続く見込み。
 仙台でも連日30℃以上の真夏日が予想され、西日本や東日本では35℃近い暑さの続く所もありそうだ。東京も木曜日から金曜日は35℃、名古屋では週の後半に37℃くらいまで上がる見込み。
 また、西日本や東日本では最低気温も25℃前後で、寝苦しい夜も続きそうだ。暑い時間帯は無理をしないで激しい運動などは避け、部屋の中でもこまめに水分をとるなど、これまで以上に熱中症に注意が必要だ。また、朝晩も適切に冷房を使うなどして、部屋の温度管理に気をつけたい。
(気象予報士・及川藍)

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