23年前の豪雨災害で10人が犠牲になった、広島市佐伯区河内地区で追悼式が行われました。
河内地区で26日「6・29豪雨災害」の 犠牲者の追悼式が行われ、遺族ら参列者が次々と花を手向けていきました。
1999年6月29日に起きた豪雨災害では、広島県内で32人が死亡。河内地区でも10人が犠牲となりました。
河内地区自主防災会連合会 藤田忠延さん
「若い世代に引き継いでいくことが一番、いざという時の早めの避難ということにどれだけ生かせるかを一番に思っている。」
災害経験を風化させないために、住民の体験談をまとめたDVDを配布するなどの河内地区の防災意識を高める活動が評価され、去年、内閣総理大臣表彰を受けました。