クレーン用い決死の救助 ミサイル被弾の集合住宅、キーウ

現場からは煙が立ち上り、焼け焦げた臭いが鼻を突く。26日早朝、ミサイル攻撃に襲われたウクライナ首都キーウ(キエフ)中心部の集合住宅。崩壊した上層階へと、クレーンにつるされた救急隊員2人が向かい、決死の救助活動が続く。「最近は落ち着いていたのに…」。治安部隊の厳戒態勢下、現場に集まった周辺住民からは恐怖と落胆のため息が漏れた。

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