週明けのきょう（27日）も、西・東日本は夏空と猛暑が続く見込み。予想最高気温は、埼玉県熊谷で38℃、東京都心で35℃と、関東中心に体温並みの暑さが続くため、熱中症に引き続き、厳重に警戒が必要だ。太平洋高気圧が今後も停滞するため、梅雨明けの発表がある可能性もある。
　一方で、北陸～東北の日本海側では、低気圧などの影響で大雨のおそれがある見込み。

関東中心に猛暑つづく　梅雨明けも近いか

　27日（月）も太平洋高気圧に覆われ、西・東日本は、晴れて日中の気温が上昇する見込み。各地の予想最高気温は、埼玉県熊谷38℃、水戸37℃、甲府、前橋、宇都宮36℃、東京都心35℃と、関東中心にうだるような暑さが続くため、熱中症に引き続き、厳重に警戒。今後も夏空が続くため、梅雨明けの発表も近い可能性もある。
　また、上空の寒気や湿った空気などの影響で、大気の状態が不安定になるため、局地的な雨や雷雨、竜巻などの激しい突風やひょうにも注意。また、九州や日本海側は雨が降る所もある見込み。

北陸～東北の日本海側は大雨のおそれ

　27日（月）の夜にかけて、低気圧が北海道を通過し、北陸～東北の日本海側にかけて暖かく湿った空気が流れ込む見込み。
　北日本は、雨が降る所が多く、北陸～東北の日本海側は、雷を伴った激しい雨が降り、大雨になるおそれがある。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、竜巻などの激しい突風やひょうにも注意。

今週も西・東日本は厳しい暑さ続く　東北北部や北海道は曇りや雨に

　今週も西・東日本は太平洋高気圧に覆われ、晴れて厳しい暑さが続く見込み。　特に、週の後半は、名古屋や東京で猛暑日になるおそれがあり、暑さは長期戦になりそうだ。最低気温も25℃前後のため、夜も寝苦しい日が続く見込み。
　一方、東北北部と北海道は前線などの影響で曇りや雨の日が多く、蒸し暑さが続くため、健康や食品の管理に注意が必要。

（気象予報士・大隅智子）