Wソックス・シースが13三振を奪う快投 6月の防御率は驚異の0.33

【オリオールズ3-4ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド

ホワイトソックスは5先発連続自責点0を継続していたディラン・シースが7回101球を投げて被安打4、奪三振13、与四球1、失点1の快投を披露。連敗を4でストップし、オリオールズ4連戦の被スイープを回避した。シースは6試合ぶりの自責点を喫したものの、6勝目(3敗)を挙げ、6月の防御率は驚異の0.33。ホワイトソックス3番手のケンドール・グレイブマンが3セーブ目をマークし、オリオールズ先発のジョーダン・ライルズには7敗目(4勝)が記録された。

シースは1回表に三者三振と最高のスタートを切ると、2回表から3回表にかけて再び三者連続三振を記録。3回表一死からジョナサン・アラウズに1号ソロを浴びて1点を失ったが、5回表にまたしても三者連続三振を奪うなど、圧巻の奪三振ショーを展開した。6回表にも2三振を加え、自己最多の13奪三振をマーク。21度の空振りを記録したが、そのうち16度は切れ味抜群のスライダーで奪ったものだった。

2回裏にギャビン・シーツの5号2ランで先制したホワイトソックスは、3回裏にアンドリュー・ボーンの犠飛、4回裏にセビー・ザバラのタイムリーで1点ずつを追加してシースを援護。3点リードの9回表に登板した3番手のグレイブマンが一塁ホセ・アブレイユの2失策から無死満塁のピンチを招き、アラウズのタイムリーなどで2点を返されたものの、辛くも1点差で逃げ切った。

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