「タモリステーション」タモリ、ロコ・ソラーレ結成秘話に迫る!“カーリングの父”の情熱に本橋麻里が涙

テレビ朝日系では7月1日に、タモリが司会を務める大型特番「タモリステーション」の最新作「タモリ、カーリングを勉強する」(午後8:30)を放送。タモリと北京五輪で銀メダルを獲得し、日本中に感動と興奮をもたらしたカーリング“ロコ・ソラーレ”メンバーとのスペシャル対談が実現した。

「タモリステーション」は、2022年1月にタモリを司会者に迎えて始動した大型特番。これまで、“リアル二刀流”大谷翔平の軌跡を徹底解剖したほか、緊急生放送ではウクライナ侵攻の真実を伝え、大きな反響を巻き起こした。今回、タモリが掘り下げていくのは、“氷上のチェス”と称されるほど頭脳戦の要素が高く、かつ技術も体力も精神的なタフさも必要不可欠なスポーツ・カーリング。

タモリはロコ・ソラーレ生誕の地・常呂町に降り立ち、先日行われたカーリング日本選手権の舞台となった常呂カーリングホールで、ロコ・ソラーレの創設者にして、代表理事の本橋麻里氏をはじめとするメンバー全員と初対面を果たす。

「選手たちの受け皿を作りたい」という思いのもと、本橋氏がロコ・ソラーレを立ち上げたのが2010年。14年には吉田知那美選手が加入する。吉田選手は当時北海道銀行に所属し、ソチ五輪でも活躍したにもかかわらず、試合直後に戦力外通告を受けていた。失意のまま常呂町に帰郷した吉田選手を町の人々はどのように迎えたのか、そして、本橋氏はどのような声をかけたのか。エピソードが明かされていく中、当時をあらためて振り返った吉田選手には「久しぶりに(映像を)見たら…(涙が出てしまい)…すみません…」と声を詰まらせる一幕も。また、司令塔として活躍する藤澤五月選手が、15年にロコ・ソラーレに加入したエピソードも語られていく。

また、番組では常呂町がカーリングの聖地となった理由にも迫る。その背景には、カナダの指導者からカーリングの楽しさを教えられた小栗祐治さん(享年88)の存在があった。カーリングに魅せられ、町の活性化のためにもゼロからカーリングの普及に尽力した小栗さんは、本橋氏や吉田選手の才能を見いだし、カーリングの基礎をたたき込むことを決意する。まさに“カーリングの父”とも言える恩師・小栗さんの奮闘を迫ったVTRに、本橋氏は途中から涙が止まらず、スタジオは感動に包まれていく。そんな中、タモリが生前の小栗さんのインタビューに登場したあるキーワードに注目。そして、そのキーワードこそが、本橋氏が受け継いだロコ・ソラーレの原点だったことが判明する。

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