柴咲コウの言葉に涙を流す大泉洋 有村架純の手を取って走る目黒蓮 廣木隆一監督「月の満ち欠け」特報

第157回直木賞を受賞した佐藤正午による同名小説の映画化作「月の満ち欠け」の劇場公開公開日が12月2日に決まり、特報映像が公開された。

公開された特報映像では、主人公・小山内堅(大泉洋)が、亡くなった妻・梢(柴咲コウ)の「今も、ずっと好きですよ」という言葉に涙を流すシーンから始まる。続いて映し出されるのは、小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性・正木瑠璃(有村架純)と大学生の三角哲彦(目黒蓮)の姿。三角が瑠璃の手を取ってどこかへ連れ出すかのように駆け出すシーンから、三角の暮らす家で過ごす親密な様子の2人に切り替わる。お互いにほほ笑みあい和やかな雰囲気だが、真っ赤なトランクが宙を舞い 、不穏な空気が一転する。

後半には「人は命を繰り返す。月が欠けても、また満ちるように」のナレーションとともに、出産の喜びを分かち合うかつての小山内夫婦の姿が映し出されるほか、本作が描かれる切ない愛の奇跡をうかがわせるシーンで終わる。

「月の満ち欠け」は、一見何の関係もない夫婦とかつての恋人たちをつなぐ、数奇で壮大な愛の物語。小山内堅は、愛する妻・梢と家庭を築き、仕事も順調だった。だが、不慮の事故で梢と娘・瑠璃を同時に失ってしまう。深い悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男が訪ねてくる。事故のあった日、小山内の娘・瑠璃が面識のないはずの自分に会いに来ようとしていたという。そして三角は、小山内の娘と同じ名前を持ち、自分がかつて愛した“瑠璃”という女性について語りだす。大泉洋、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウが出演。廣木隆一監督がメガホンを取る。

【作品情報】
月の満ち欠け
2022年12月2日(金)公開
配給:松竹株式会社
©2022「月の満ち欠け」製作委員会

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