横浜の老舗洋菓子店、新マスコットは猫のパティシエ 7月1日からクッキー缶など発売

三陽物産の新マスコットキャラ「クレメ」

 老舗洋菓子店「モンテローザ」などを運営する三陽物産(横浜市中区)は、7月に迎える創業60周年の記念マスコットキャラクター「クレメ」を製作した。猫をモチーフにした見習いパティシエのキャラクター。製品の広報やキャンペーンなどに活用する。

 クレメは、横浜市のイベント「ガーデンネックレス横浜」のマスコット「ガーデンベア」を手がけた伊藤有壱さんが製作した。

 7月1日から、クレメをあしらったクッキー缶や焼き菓子の販売を開始。「パティスリーモンテローザ横浜本店」(同)で、5千円以上の購入者(先着60人)にクレメのオリジナルマグカップをプレゼントする。

 同社は横浜の歴史・文化継承にも注力。明治期の「眞葛焼」のミュージアム運営や、戦前の西洋館「山手133番館」の再生プロジェクトにも参加している。山本博士社長は「お菓子作りを通じて横浜の発展に寄与したい」としている。

 問い合わせは、同社電話045(271)2202。

© 株式会社神奈川新聞社