家族連れで楽しめる公園やスポット、海…藤沢の魅力をインフルエンサーが発信

「satobyyyy」さん

 インターネット上で影響力を持つインフルエンサー4人が29日から、藤沢市の魅力をテーマに写真共有アプリ「インスタグラム」への投稿を開始する。市への転入が多い子育て世代の主要な情報源になっているインスタを活用することで、市の知名度や都市ブランドのさらなる向上につなげる狙い。インフルエンサーと連携したシティープロモーションは県内では珍しいという。

 インフルエンサー(アカウント名)は、「satobyyyy」「lynn.lynn5」「ao.626」「kk_0305」の4人。いずれも湘南エリアで活躍し、総フォロワー数は約11万人に上る。配信内容が市が取り組むシティープロモーションのコンセプトと合致することなどを考慮し選定を進めていた。

 インスタへの投稿開始は6月29日。以降、4人が順番で各6回、家族連れで楽しめるスポットや公園、生活シーン、イベント、海のある同市ならではの風景など独自の視点で感じた藤沢の魅力を発信してもらう。

 satobyyyyさんは「大好きな湘南・藤沢に住んで10年、小、中学生時代を合わせると約20年になる。藤沢の魅力を発信するお手伝いができてうれしいし、誇らしい」とコメントしている。

 市は公式インスタグラム「fujisawakyun」を運営し広報シティプロモーション課の担当者が画像や動画を発信している。湘南・藤沢にゆかりがあり、かつフォロワー数の多いインフルエンサーと連携することで、市に関する情報の発信力を高める考えだ。

 同課の担当者は「インフルエンサーの視点、感性が広く共感を呼び、藤沢の魅力が効果的に伝わるのではないか。藤沢市を広く発信してもらい、移住、定住の促進につなげたい」としている。

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