こんにちは!アウトドア系YouTuberのSLOWCAMPです。今回は一目惚れして購入した『ICEBERG』のポータブル冷蔵庫の開封レビューをしていきます。質感や起動音、冷却性能などを確認しましたので、購入を検討している方はぜひチェックしてみてください!
『PowerArQ』の姉妹ブランド『ICEBERG』のポータブル冷蔵庫を購入
キャンプ利用を想定して何度か購入を検討したこともあったポータブル冷蔵庫。結局決定打に欠けて見送っていました。
購入に至らなかった要因のひとつが、ギア感のない「いかにも」な外見。機能は申し分ないのに、もう少しおしゃれにできないものか……。
そんな折、ポータブル電源『PowerArQ』の姉妹ブランド『ICEBERG』からポータブル冷蔵庫が発売されることを知り、そのルックスに一目惚れして購入しました!
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『PowerArQ』の姉妹ブランドとなれば手持ちのポータブル電源やソーラーパネルと相性もよく、キャンプがより快適になるはず!(と自分に言い聞かせる)
結局発売日にAmazonでポチッと購入してしまいましたので、製品紹介も兼ねて簡単にレビューをしていきます。
『SmartTap/ICEBERG車載冷蔵庫22L』
- 価格:19,800円(税込み)
- カラー:オリーブドラブ
『SmartTap/ICEBERG車載冷蔵庫22L』を開封!
それでは開封して行きましょう!
ダンボールを開けると、こんな文言が。
私達は、「購入するまで」がお付き合いではなく、「購入してから」がお付き合いの始まりと考えます。改善要望も、是非気軽にご連絡いただけますと幸いです。
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確かPowerArQ(ポータブル電源)にも書いてありましたよね。好感が持てます。
付属品は4つ
まずは付属品のチェックをします。
- 取扱説明書兼保証書(日本語)
- ショルダーベルト(1.7m)
- シガーソケット用ケーブル(1.9m)(車載時使用)
- ACケーブル(1.7m)(家庭用電源)
日本語の取扱説明書兼保証書が1冊。
1.7mのショルダーベルトがひとつ。
このショルダーベルトを本体に取り付けると、片掛けで持ち運び可能です。
車に接続できるシガーソケット用ケーブル(1.9m)がひとつ。
家庭用電源と接続する1.7mのACケーブルがひとつ。
付属品は以上の4つです。
アウトドアにマッチするデザインが◎!
スタイリッシュでアウトドアシーンにもバッチリ馴染む、丸みのあるデザインがいい感じです。
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今までなかった、おしゃれなポータブル冷蔵庫ですね。
4カラー展開
カラーは4種類から選べます。筆者が購入したのはオリーブドラブ。
冷却方法ペルチェ式冷却
冷却方法は「ペルチェ式冷却」を採用しています。
【ペルチェ方式の特徴】
- 静音性に優れている
- 振動がない
- 霜が付かない
- コンパクトで省スペース
- オシャレでスタイリッシュなデザイン
- フロンガスが発生しないので環境にやさしい
サイズは小ぶりで4.6kgの軽量
本体のサイズは、27.5cm×55cm×37cm。
サイズ感をお伝えするために、『コールマン/スチールベルトクーラー』と比較してみましょう。一回り小さいですね。
重さは4.6kg。5kgのお米よりちょっと軽いくらい。もっとずっしりと重いものを想像していましたが意外と軽いです。
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でも中身を入れれば重くなるのは当然。そんな時はショルダーベルトを肩掛けすれば持ち運びも楽です!
吸気口・排気口・ファンあり
前面下部には吸気口があり、中には大きめのファンが2つあるのがわかります。
両側面には排気口があります。中をのぞくとヒートシンクが見えます。
DC&ACポート付き
右側面にはDC入力、AC入力が付いているので、シガーソケットからの給電が可能です。車での遠出時や車中泊もOK!
AC充電入力
- 電圧:100〜110V
- 定格電流:最大0.62A
- 周波数:50/60Hz
DC入力
- 電圧:12V
- 定格電流:最大5.2A±10%
蓋の扱いには注意が必要
上部の蓋は片手で簡単に開閉できます。
蓋を開けた状態で手を離すと「バタンッ」と勢いよく閉まります。あまりやりすぎると壊れそうです。
フタは約90度まで開くのですが……
完全に開いても「カチッ」と止まるようなことはなく、奥に倒しすぎるとヒンジが折れそうで強度が不安です。
『ICEBERG』ポータブル冷蔵庫の容量をチェック
続いて、実際にペットボトルを入れて、どれだけ入るか確かめてみましょう!
内側のサイズは34.5cm×21.5cm×29cm。
500mlのペットボトル
500mlのペットボトルは、3本×5列で15本入ります。端の方はキツかったので、形状次第では厳しいかもしれません。
まだ上の方に余裕がありますので、ペットボトルを寝かせた状態で追加していきます。
寝かせて5本入ったので、500mlのペットボトルは全部で20本保存できました!
1.5L&2Lのペットボトル
1.5Lや2Lのペットボトルは立てると蓋が閉まりませんが、横に寝かせれば6本まで保存可能です。
350ml缶
ちなみに350ml缶は合計30本入ります。
『ICEBERG』ポータブル冷蔵庫の電源を付けてみる
ディスプレイはとてもシンプルで、ボタンも電源や湿度調整ぐらいのシンプル構造です。
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ディスプレイの左側に、USB出力(TypeA:5V/2.1A)が1口備わっています。
冷却モード電源オン!
電源ボタンを押して、電源オン。
「COOL」の表示は冷却モード(青色LED)です。
LEDの光量は変えられず、オフにもできず、常時この明るさです。
寝室利用も想定しているのであれば光量調節の機能は欲しかったです……。
加熱モードに切り替え!
温度ボタンを長押しすると、ディスプレイが橙色LEDに変わり、加熱モードに切り替わります。
温度ボタンを押すと温度調節ができます。細かな数値の設定ではなく、6段階の温度目盛りを上下させて設定します。
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使い方は非常にシンプルで、ディスプレイもわかりやすいですね。
『ICEBERG』ポータブル冷蔵庫の気になるポイント
少し使ってみて気になる点がありましたので、3つご紹介します。
起動音は個人的に気になるレベル
先程、電源オンと同時にファンがフル回転していました。
カタログに記載されている音の大きさは40dB(デシベル)。「市内の深夜」や「図書館」程度で、「聞こえる会話に支障なし」というレベルです。
例えるならデスクトップPC起動時のファンの音と同じくらい。個人的には寝室に置くと気になって眠れないレベルです。
温度設定を弱くしてみたり、半日程度連続稼働してみましたが、電源がオンの間は常にファンがフル回転する仕様のようです。
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一般的にペルチェ式は15〜20dBが標準のようですが、こちらは40dB。
ペルチェ式ということでしたので消音性を期待していただけに、少し残念なポイントです。
ポータブル電源「PowerArQ」と色味が違う
『SmartTap/PowerArQポータブル電源626Wh』と並べてみました。同じオリーブトラブのカラーですが少し色味が違います。
『SmartTap/PowerArQポータブル電源626Wh』
- 価格:66,000円(税込み)
- カラー:オリーブトラブ
同じカラーでも色味が異なることは公式にも記載がありましたが、色味は統一してほしかったところ(他のカラーはわかりません)。
バリや質感の安っぽさは残念
他に気になった点は、全体的にバリが目立ちます。もちろん引っ掛けて怪我をするほどではないですが……。
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ポータブル電源と比較すると使用している材料も違うのか、安っぽい感じが否めません。
耐久性はまだわかりませんが、プラスチッキーな質感は少し残念に感じます。
『ICEBERG』ポータブル冷蔵庫の冷却性能をチェック
最後に、冷却性能を確認してみましょう!
前の方が冷えやすい仕組み
ペルチェ式の仕様上、前部の方が冷えやすい(加熱モードの時は温まりやすい)ようです。
庫内の温度と水温の変化をチェック
温度計と常温の水を中に入れ、30分毎にそれぞれ温度を計測します。
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AC電源を利用して、COOLモードで一番冷却能力の高い目盛り「6」で計測します。
部屋の中なので直射日光はありません。
30分毎に3時間計測した結果は以下の通り!
このあと継続して6時間まで計測したところ、庫内3.3℃、水温8.3℃でした。
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水温がなかなか下がらない印象です。
ペットボトルを配置する場所が後ろ過ぎたのかもしれませんね。
アウトドアにマッチするポータブル冷蔵庫『ICEBERG』! 他の機器との組み合わせも楽しみ
以上、ポータブル電源『PowerArQ』の姉妹ブランド『ICEBERG』から販売されているポータブル冷蔵庫の開封レビューでした。
これまでになかったアウトドアに馴染むデザインということで、キャンプに持っていくのが楽しみです。
すでにポータブル電源『PowerArQ』をお持ちの方はもとより、ポータブル冷蔵庫の購入を検討している方は参考にしてみてください!