約100種類の色とりどりなユリが楽しめる「百合が原公園」は今が見ごろ!

札幌市北区にある「百合が原公園」でユリの花が見ごろを迎えています!公園の名称に「百合」と入っているだけあって百合が原公園はユリの名所。色とりどりのユリを見て癒やされてみませんか?

敷地面積25.4ヘクタールという広さを誇る百合が原公園では、さまざまな花を見ることができます。中でも約100種類も栽培されているユリは、6月上旬から8月下旬までが開花期で最盛期は7月中旬頃なのだそう。

エリア毎にテーマが設けられていて、星形花壇が目印の「世界の百合広場」というエリアでユリが見られます。最初に「百合が原緑のセンター」でリーフレットをもらって、園内地図を確認しておきましょう!

※上の写真はサイロ展望台から撮影したものですが、現在サイロ展望台へは立ち入り禁止になっています

世界の百合広場の中央花壇では色とりどりのユリを見ることができます。なんとなく白いイメージの強いユリの花ですが、こんなにもカラフルなのですね!

星形花壇もオレンジと紫の鮮やかなコントラストが見事です。オレンジ色はエゾスカシユリで、紫色はラベンダー。異色のコラボレーションが来園者の目を楽しませてくれます。

園内を巡るリリートレインは星形花壇の近くを通るので、車窓から眺めるのも良さそうですね。また、近くにあるサイロと一緒に撮影すると、より写真映えしそうです。

百合が原公園では原種のユリも栽培しています。そのうちのひとつが、7月に見ごろを迎えるマドンナリリー。真っ白な姿でどこか気高い雰囲気すら漂わせていて、ヨーロッパでは聖母マリアの象徴とされているのだとか。交配によって生まれた園芸品種ももちろん美しいのですが、その基となる原種を見るのは少し特別なことに感じられるはず。

もうひとつの原種リーガルリリーの大群落が一面に咲き誇るのも7月中旬頃です。リーガルリリーの色に染まったコロニーは見応えあり。

ユリの見ごろを迎えた今こそ、百合が原公園へ出かけてみてはいかがでしょう。さまざまなユリが素晴らしい花の香りと共に出迎えてくれます。もちろん、他にもたくさんの花が見ごろを迎えている時期ですので、ピクニック気分でランチやレジャーシートを持って行くのもおすすめです!

百合が原公園

■所在地:北海道札幌市北区百合が原公園
■問い合わせ先:管理事務所 011-772-4722
百合が原緑のセンター 011-772-3511
「百合が原公園」の詳細をDomingoで見る

<写真提供>

百合が原公園

ライタープロフィール

北海道観光カメライター ぶちねこ

北海道の観光スポットや観光施設につながりをたくさん持ってる「ぶちねこ」です。北海道に住んでいると当たり前に思っているものでも、素晴らしい資源がたくさんあります。そんな素敵な北海道の魅力を発信していきます。

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