中国電力で株主総会 原発反対議案はすべて否決

中国電力の株主総会が開かれました。原発反対の議案はすべて否決されました。

広島市中区にある中国電力の本社前では、市民団体などが会場へ向かう株主や通行人に原発反対をアピールしました。

株主161人が出席した総会では、過去最大の赤字で、減収減益となった決算が報告されました。

また、2050年までにカーボンニュートラルを実現する為にも、原子力発電は重要な電源で、引き続き山口県の上関原発の建設に取り組む方針などが示されました。

原発賛成派

「現在の(安全)基準では極めて高い基準でありますので、これは再稼働すべきであろう。」「だってこんなに赤字ずっと出したらつぶれるもん。」

原発反対派

「(原発は)発電中にはCO2を出さないという風なことを宣伝してますけども、果たしてそうなんだろうかと、そうでないですよということを細かく説明しました。」

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