中国電力で株主総会が開かれ、新たな社長が正式に就任しました。
中国電力の株主総会では瀧本 夏彦新社長の就任が正式に承認されました。瀧本社長は、総会後の会見で、燃料価格の高騰やウクライナ情勢の長期化などをあげて、「厳しい環境のなかでのかじ取りとなり、身が引き締まる思い」と話しました。
異例の早い梅雨明けと猛暑が重なっている首都圏など東京電力の管内では、電力の需給が厳しくなっていて、政府は、「ひっ迫注意報」を継続しています。
中国地方の需給状況について瀧本社長はー
中国電力・瀧本夏彦社長
「中国エリアにおきます需給の状況は、今のところ当面安定的に必要となる供給予備率は確保していると認識している」
ただ、家庭や企業には、『無理のない節電』を呼びかけました。
中国電力・瀧本夏彦社長
「無理のない範囲で、節電というか、省エネルギーの取り組みをご家庭でやっていただきたい」
瀧本新社長は、この夏、家庭用に向けた節電ポイントの導入を準備していることを明かにしました。