参院選宮城選挙区の立候補者 立憲・小畑仁子候補

参院選宮城選挙区の動きについて、28日は立憲民主党の新人、小畑仁子候補の戦いぶりです。

小畑仁子候補「私20年間、看護師をやってきたから、患者さんに寄り添って困っている人に寄り添ってきたから、寄り添った政治を私がちゃんとやっていきます」

立憲民主党の小畑仁子候補(44)は、国政に初めての挑戦です。

公示日に仙台入りした泉健太代表は、今回の選挙戦の公約で第一の柱に据える物価高対策に絡めて、小畑さんを象徴的な候補と太鼓判を押しました。

泉健太代表「8人の子どもを持つ小畑仁子、小畑仁子だから生活実感、家計のことが分かります。より切実に知っています」

小畑候補は2年半前の県議選で、仙台市の泉選挙区から立候補しトップ当選を果たしました。

しかし、全県が対象になる参院選の有権者数はその10倍。知名度不足は否めません。 小畑仁子候補「本当に今、大変厳しい戦いになっています。私、無名です」

無党派層を掘り起こそうと、マイクを使った街頭演説ができなくなる午後8時以降も辻立ちを行い、名前と顔を覚えてもらおうとしています。

小畑仁子候補「(集会や街頭活動は)支持の方が集まって先生方がいますので、議員さんがそれぞれ、その方々の日ごろの活動のおかげで集まってくださるっていうところでは、じゃそれ以外の人たちはどうなんだろうっていうことを私は常に思っている」

立憲民主党は、6年前に野党統一候補として擁立し当選した桜井充候補から議席を取り戻すと意気込んでいます。

安住淳県連代表「皆さんと約束したことを平気で破って、一番大事な旗印を別の旗に変えたら、それは有権者の1票は何だったのかということになってしまう。非常に政治家としてはやっちゃいけないことだと思います」

枝野幸男前代表「裏切者であると同時に、嘘つきであると同時に、無能であるということをぜひ周りの皆さんに広めていただいて、絶対にあんな人をもう1回国会に送ってはいけない」

自民党に勝利した前回、前々回の勢いを取り戻せるのか。選挙戦は中盤に突入し、より一層の引き締めを図っています。

この他、宮城選挙区には届け出順に、諸派の新人・ローレンス綾子候補(52)、自民党の現職・桜井充候補(66)、日本維新の会の新人・平井みどり候補(67)、NHK党の新人・中江友哉候補(30)が立候補しています。

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