成功率100%!PKを失敗しなかった職人5名

時に過小評価されがちなペナルティキックによるゴール。ただ失敗してしまう場面も多く、決して簡単とは言い切れない。

そこで今回は、今季のリーグ戦で多くのPKを蹴りながらも失敗がなかった選手たちを見ていきたい。

イヴァン・トニー

所属クラブ:ブレントフォード(イングランド)

今季躍進した昇格クラブのエース、トニー。

以前はニューカッスルが保有していたストライカーだが、その間は下部リーグのクラブへローンを繰り返しており、トップチームでのチャンスはほとんどなかった。

ブレントフォードへ完全移籍した昨季は、チャンピオンシップ得点王に輝くなど大ブレイク。クラブの一部昇格に大きく貢献した。

迎えた2021-22シーズンもプレミアで12ゴールを挙げる活躍を見せ、そのうちPKは5本全てを成功させている。

ドメニコ・ベラルディ

所属クラブ:サッスオーロ(イタリア)

10代からサッスオーロを牽引してきた絶対的エース、ベラルディ。

ここ数シーズンは安定したパフォーマンスを見せており、2021-22シーズンはセリエAで15ゴール14アシストという数字をマーク。3シーズン連続で2桁得点を達成した。

PKでのゴール数はリーグトップでこそなかったものの、6本全てを決める高い成功率を記録している。

個人としてはキャリアハイとも言える成績を残したことで、国内の強豪クラブへの移籍が現実味を帯びてきた。

アーリング・ハーランド

所属クラブ:ドルトムント(ドイツ)

多くのメガクラブが関心を示す中、シティへの移籍が決まったハーラン。

ドルトムントでは加入直後からハイペースでゴールを量産し、注目度は日増しに高まっていったが、遂にクラブを離れることとなった。

そんなラストシーズンとなった2021-22シーズンは、負傷での離脱もありながらブンデスで22ゴールをマーク。うち6ゴールはPKによるものであり、成功率は100%を記録した。

左足の破壊力は度々話題となっているが、その精度もずば抜けているようだ。

カルロス・ソレール

所属クラブ:バレンシア(スペイン)

ベンゼマと並んで今季のラ・リーガで最も多くのPKを沈めたのが、バレンシア生え抜きのMF、ソレールだ。

近年クラブは財政難もあって厳しい状況にあるが、その中で若手時代から中心選手としてチームを支えてきた。昨年デビューを果たしたスペイン代表においても、主力になりつつある選手である。

迎えた今季はリーグ戦で11ゴールをマーク。PKでは7本中7本を決めて100%の成功率を記録し、攻撃面でチームに大きく貢献した。

ウィサム・ベン・イェデル

所属クラブ:モナコ(フランス)

モナコで活躍しているフランス代表、ベン・イェデル。

31歳となった小兵ストライカーは、今季リーグ戦で25ゴールと自身キャリアハイの数字をマーク。PKに関しては8本全てを成功させた。

高い決定力を誇り、デビュー以来毎シーズンのようにゴールを量産している一方、得点王には未だ縁がない選手でもある。

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かつてはエムバペと同率だったにも関わらず得点王のタイトルを逃し、今季もまた惜しくも3ゴール差でエムバペに得点王を譲っている。

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