NATOは中国への不実な発言をやめよ 中国外交部

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NATOは中国への不実な発言をやめよ 中国外交部

記者会見に臨む中国外交部の趙立堅報道官。(資料写真、北京=新華社配信)

 【新華社北京6月28日】中国外交部の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官は28日の定例記者会見で、北大西洋条約機構(NATO)が今週採択する予定の新たな「戦略概念」で、中国を「システムへの挑戦」と位置付けるとしていることについてコメントを求められ、次のように述べた。

 NATOは冷戦の産物、世界最大の軍事同盟であり、長期にわたり時代遅れの安全保障観に固執し、とうの昔に特定の国が覇権を維持するための道具に陥っている。NATOのいわゆる「戦略概念」は、外見を替えただけで中身は前と同じであり、実際のところ、仮想敵をつくり、陣営対立を進めるという冷戦思考から変わっていない。

 中国は独立自主の平和外交政策を実行している。他国の内政に干渉せず、イデオロギーを輸出せず、ましてや「ロングアーム管轄」や経済的脅迫、一方的制裁など行わない。どこが「システムへの挑戦」なのか。中国は人類運命共同体の構築を進め、質の高い「一帯一路」共同建設を推進し、グローバル発展イニシアチブとグローバル安全保障イニシアチブを提起し、国際社会が平和や発展など重大問題を解決するために多くの公共財を提供した。中国の発展は世界のチャンスであり、誰にとっても挑戦ではない。われわれはNATOに対し、中国への不実な発言と挑発的な言論を直ちにやめるよう厳正に求める。NATOがすべきことは冷戦思考とゼロサムゲーム、敵を作るやり方を放棄することであり、欧州を混乱させた後に、アジアを混乱させ、世界を混乱させようとしてはならない。