朝鮮ニンジンが1本入った飲料は「夜更かし党」を救える?―中国メディア

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中国メディアの中国新聞週刊は23日、「水のボトルの中に1本の朝鮮ニンジン、『夜更かし党』を救えるのか」との記事を掲載した。

記事によると、中国のネット上で最近、「一整根熬夜水(熬夜は夜更かし、徹夜の意)」という名の飲料が人気を博している。朝鮮ニンジンが丸ごと1本、瓶の中に入っている外観で、価格は1本19.9元(約400円)。朝鮮ニンジンは長白山で栽培されたものだといい、5月に四川・重慶地区のローソンに登場し、6月に入って全国に広がっていった。SNSの小紅書では多くのユーザーが「目新しいから買ってみた」とのコメントを寄せ、中には「本当に眠気を覚ます効果があった」との感想も聞かれたという。

この商品の人気ぶりについて、食品産業アナリストの朱丹蓬(ジュウ・ダンポン)氏は「現在の若者が追い求める『パンク式摂生』と切り離せない。若者は一方で仕事やドラマ視聴、クラブに行って夜更かしをし、もう一方で強烈な摂生意識を持っている」との見解を示す。商品紹介によると「夜更かしによる後遺症を解決する」といい、「夜更かしも摂生もしたい」という若者のニーズに商品の位置付けがぴったり合っているという。

ただその効果をめぐって北京栄養士協会の顧中一(グー・ジョンイー)理事は「いわゆる夜更かしによるダメージの修復に朝鮮ニンジンはそれほど役に立たない」とし、「大切なのはやはり夜更かしを控え、睡眠を取ること」と指摘。記事はまた、「もっと重要なのは『一整根熬夜水』は一般的な食品に過ぎず、原則として効能を宣伝することができない」と言及し、ECプラットフォームでの宣伝文句は「あなたの毎日を元気いっぱいに」に差し替えられているとも報じた。(翻訳・編集/野谷)