【タイ】保健省、7月1日のエンデミック宣言先送り[社会]

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タイのキティサック保健次官は28日、新型コロナウイルス感染状況についてパンデミック(世界的大流行)からエンデミック(日常的に流行する感染症)への移行の宣言が、予定の7月1日から先送りされるとの見通しを示した。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の派生型「BA.4」「BA.5」が流行しており、検証する必要があるため。マティチョンが28日報じた。

タイ国内の感染状況について、新規感染の確認は続いているが、重症者は少なく、管理可能であり、エンデミックを宣言するべき時期とされるが、「BA.4」「BA.5」の流行を受け、検証するため2~3週間の時間が必要になったと説明した。

欧州外遊からの帰国後、新型コロナ感染が確認されたアヌティン副首相兼保健相については、症状は軽く、健康状態は良好で、自宅療養していると明らかにした。新型コロナのどの株に感染したのかは、検査が終了していない。

アヌティン氏は20~24日、フランスとスイスを歴訪し、24日に帰国した。筋肉痛とのどの痛みがあったため、抗原検査を行ったところ、感染を確認した。

同氏は2021年2月28日、タイで最初に新型コロナワクチンを接種。2回目に中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製、3~4回目に英アストラゼネカ製、5~6回目に米ファイザー製と計6回の接種を受けている。