マイケル・ジャクソン、セガ『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』へ曲を提供していた!?

故マイケル・ジャクソンさんが、セガの人気ゲーム『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』に曲を提供していたようだ。2009年に50歳で他界したスーパースターが、1994年発売の同ゲームのサウンドトラックに参加していたという噂は以前からあったものの、過去の4ゲームをリマスターした『ソニックオリジンズ』の発売を受けて、ソニックチームを率いたプロデューサーの中裕司氏が、ツイッターへの投稿でその可能性を示唆した。

中氏は、ツイッターにこう綴っている。「『ソニック3』の音楽が変わった。セガ公式はマイケル・ジャクソンの音楽を使っているんだけど」「『ソニックオリジンズ3』は違う曲を使っているのかな?」

セガのソーシャルメディア・マネジャーのケイティ・チェルザノウスキ氏は、ソニックのツイッターアカウント「テイルズ・チャンネル」のインタビューで、音楽は変更されたとして「残念ながらメガドライブ版のオリジナル音声を使用できず、瀬上純が1993年に作曲された楽曲を『ソニックオリジンズ』に向けて一生懸命編曲しました」とコメントしていた。

マイケル参加の噂は、2006年にユーチューバーのQjimboが、マイケルの音楽と同ゲームの音楽の類似性を指摘したことで浮上していた。2005年にはセガテクニカルインスティテュートの元ディレクターのロバート・ヘクター氏がインタビューの中で、マイケルが同ゲームへの曲提供の依頼を受けていたものの、1993年に13歳の少年に対する暴力行為で訴えられたことから解雇されたと話していた一方で、Qjimboは、マイケルの曲はゲームからカットされていないと主張していた。

同社は自宅「ネバーランド」にもゲームアーケードを設置するなどゲーム好きで知られたマイケルとタッグを組み1988年公開映画『ムーンウォーカー』を基にゲームを開発。アーケードゲームとして大成功を収めた後、家庭向けのゲームとして販売していた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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