ヤンキース3連勝で今季最多貯金35 好投の新人・シアーズが3勝目

【アスレチックス1-2ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

20連戦中のヤンキースはローテーションの谷間に先発した新人左腕JP・シアーズが6回途中まで3安打無失点の好投を披露。2対1でアスレチックスとの接戦を制して3連勝となり、貯金を今季最多の35とした。シアーズは3勝目(0敗)をマークし、メジャーデビューから12回2/3連続無失点をキープ。5番手のクレイ・ホームズが13セーブ目を挙げ、アスレチックス先発のフランキー・モンタスは6回4安打2失点で8敗目(3勝)を喫した。

ヤンキースは初回に二死2・3塁のチャンスを作り、ホセ・トレビーノのタイムリーで1点を先制。2回裏にはマーウィン・ゴンザレスが3号ソロを放ち、リードを2点に広げた。シアーズは出した走者を牽制で刺すなど、新人らしからぬ落ち着いたピッチングで5回まで無失点。6回表二死からニック・アレンに二塁打を浴びたところでマウンドを降りたが、2番手のロン・マリナチオがラモン・ローレアーノを空振り三振に仕留め、メジャー通算防御率0.00は維持された。

反撃したいアスレチックスは、8回表に一死1・2塁のチャンスを迎えたが、アレンがセカンドゴロ併殺打に倒れて攻撃終了。9回表は二死からショーン・マーフィーが打撃妨害で出塁し、そこから1・3塁とチャンスを広げ、エルビス・アンドルスのタイムリーで1点を返したものの、トニー・ケンプがショートゴロに倒れ、あと一歩及ぼなかった。

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