アストロズがメッツを投打に圧倒 今季の対戦4試合スイープに王手

【アストロズ9-1メッツ】@シティ・フィールド

アメリカン・リーグ西部地区の首位を独走するアストロズは、ナショナル・リーグ東部地区の首位を走るメッツを投打に圧倒。9対1で大勝し、今季の直接対決4試合のスイープに王手をかけた。アストロズ先発のフランバー・バルデスは8回97球を投げて被安打6、奪三振5、与四球2、無失点の安定したピッチングで8勝目(3敗)をマーク。メッツ先発のカルロス・カラスコは5回途中6安打6失点で4敗目(8勝)を喫した。

アストロズは初回にアレックス・ブレグマンのタイムリーとカイル・タッカーの15号3ランでいきなり4点を先制。4回表にジェイク・マイヤーズのタイムリーでリードを5点に広げ、メッツ先発のカラスコは5回表一死1塁となったところで降板した。すると、アストロズはメッツ2番手のチェイセン・シュリーブからヨーダン・アルバレスが23号2ラン、ユリ・グリエルが6号2ランを放ち、4点を追加。9回裏に2番手のエノリ・パレイデスが押し出し四球で1点を失ったが、9対1で大勝した。

アストロズは現在、メッツ2連戦、ヤンキース4連戦、メッツ2連戦、ヤンキース1試合とニューヨーク2球団との対戦が9試合続くスケジュールとなっており、まず本拠地ミニッツメイド・パークで行われたメッツ2連戦をスイープ。敵地ヤンキー・スタジアムでのヤンキース4連戦を2勝2敗で乗り切り、敵地シティ・フィールドでの2連戦は初戦を制した。両リーグの最高勝率を誇るニューヨーク2球団に互角以上の戦い(ここまで5勝2敗)を見せているところにアストロズの強さが表れていると言えそうだ。

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