フォルクスワーゲン（VW）グループジャパンは6月29日、エンジンに不具合があるとして、「ポロ」「ゴルフ」など15車種、計9万1241台（2015年6月～19年8月輸入）と、アウディブランドの「A3」など5車種、計2万12台（15年6月～18年11月輸入）のリコールをそれぞれ国土交通省に届け出た。
国交省によると、いずれも燃料パイプの取り付けボルトが緩んでガソリンが漏れ、最悪の場合、走行できなくなる恐れがある。不具合の申告が計167件あった。
また、ゴルフなど19車種、計14万3614台（13年5月～20年10月輸入）に関しては、シフトレバー周囲の樹脂製カバーの塗装が剥がれ、触れるとけがをする恐れがあるとして、無償で回収、修理する改善対策を届け出た。
フォルクスワーゲンのリコール、改善対策の対象車の型式や輸入期間は以下の通り。対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている。
シフトカバーフレームの不具合:対象車
自動変速機油圧制御システム（メカトロニクス）の不具合:対象車
原動機（燃料パイプ）不具合:対象車
