「コロナもあるが…」熱中症をどう防ぐ? 連日35℃超えの猛暑日でクタクタ

静岡県内は連日35℃を超える猛暑日となっています。6月29日は、浜松市佐久間で37℃、静岡市駿河区でも36.7℃まで気温が上がりました。

まだ6月なのに、真夏の高気圧がどっかりと居座る日本列島。静岡県内には、29日も強い日差しが照り付けました。

浜松市佐久間では、6月としては観測史上最も高い37℃を観測。静岡市駿河区、静岡市葵区井川、南伊豆町石廊崎でも今年最高となりました。

2020年の夏、国内最高の41.1℃を記録し、日本一気温が高い街として、時々ニュースにもなる浜松市。鈴木市長に夏バテ防止対策について聞きました。

<浜松市 鈴木康友市長>

「毎日いつも通り筋トレをして、水分をしっかりとるように心掛けている」

また、マスクの着用について質問すると…。

<浜松市 鈴木康友市長>

「熱中症予防とのバランスをどうとるかが大事。市民にも注意してほしい」

子どもたちを熱中症から守ろうという取り組みも進められています。

<プロトレーナー>

「動いていなくても、暑いというだけで勝手に体の中に異常が起きる、これが熱中症」

静岡市葵区の静岡東高校では、プロのトレーナーが夏休みも活動する部活の代表者に「熱中症の予防法」をレクチャーしました。

気温や湿度などから熱中症の危険度を測る測定機の使い方や適切な水分の取り方などについて学びました。

<静岡東高校 鈴木伸彦校長>

「部活の中でこれは危ないとお互い注意できる雰囲気を作ってもらいたいと期待している」

プロのトレーナーは、規則正しい生活を送ることも熱中症予防のコツだと説明しました。

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