なぜ、神社に貴重な大相撲グッズが大量に 宮司の自宅前が稽古場、ファンに

行司が書いた「顔触れ」や力士の手形を集めている青山宮司(城陽市富野・荒見神社)

 行司が力強い相撲字で力士のしこ名を書いた「顔触れ」や、角界で活躍した力士たちの大きな手形―。貴重な大相撲グッズを、京都府城陽市富野にある荒見神社の青山浩然宮司(69)が熱心に集めている。「平安時代からある神事で、日本の良き伝統文化」と魅力を語る。

 青山宮司は大阪市天王寺区の出身で、自宅の目の前に稽古場があったため子どもの頃から相撲を身近に感じ、ファンになったという。本場所に足を運んだり、相撲部屋の後援会に入ったりして20年ほど前からグッズを集めており、社務所には80点以上が並ぶ。

 中でも貴重なのは、独特の相撲字で半紙に墨書きされた顔触れ。横綱の土俵入りの後、行司が翌日の幕内取組を観客に知らせるために記す。2020年春場所(大阪)で実際に披露された顔触れのうち、青山宮司は「白鵬 御嶽海」などと書かれたものを手に入れた。

 他にも、番付を絵で表した絵番付や、最高位である横綱が締めた綱の一部、外国出身力士たちの手形などが飾られている。

 希望者には、青山宮司が社務所のグッズを案内するという。問い合わせは同神社0774(52)2014。

城陽市

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