塩レモンにたまり醤油…冷たい唐揚げ缶が好評 横浜の宅配弁当店が考案、自販機で販売

自動販売機の前でおすすめの商品を手にする加賀屋さん=横浜市港南区

 あなたは「天使」派? 「悪魔」派? 横浜市営地下鉄上永谷駅(同市港南区)近くのビル1階にこの春、唐揚げの自動販売機がお目見えした。自慢の逸品がいつでも非接触で購入できる方法として、地元の宅配弁当店が考案した。500ミリリットルの缶の中に「冷たい方がおいしい」唐揚げが2、3人前入っており、目標を上回る売り上げを記録するなど、評判は上々だ。

 自販機で販売しているのは手羽中を調理した「天使の羽根」と、ぼんじりを使った「悪魔のしっぽ」の2種類の唐揚げ。塩レモンやたまり醤油(しょうゆ)、チーズ、和風めんたいなど計8種類の味から選ぶことができ、おやつや酒のつまみとしても楽しめる。特に、さっぱり食べやすい塩レモン味の「天使の羽根」と、たまり醤油味の「悪魔のしっぽ」が「ダントツの人気」という。

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