「オーナーからボロボロになっても2000本打ってくれと激励」 秋山翔吾選手 カープ入団会見 背番号は「9」

日米通算1476安打を放つ元メジャーリーガーがいよいよカープに入団です。秋山翔吾選手が午前11時から記者会見を開きカープに対する思いと意気込みを語りました。

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秋山翔吾選手
「アメリカで挑戦したのが終わって、球団の方と話して、広島に入ることが決まった。きょうを迎えることができたのを、うれしく思う」
「(あと524本に迫る日米通算2000安打について)新しい環境、チームでやっていく中で、ヒットの数は簡単には積みあがらない。数字への気持ちをもちながらやりたい。会見直前に初めて挨拶した(松田元)オーナーには、ボロボロになっても2000本打ってくれと激励された」
「日本に帰ってきてからも、普段の練習量は確保できていなかったが、『焦らなくていい』という言葉に甘えず、自分の中でしっかりしたものを早く取り戻せる準備や気持ちのコントロールをして、チームに合流したい」
「秋山翔吾という選手がどういうことができるのか、しっかり見てもらいたいし、とってもらった以上、しっかりしたプレーをして、ファンから歓声、拍手をもらいたい。広島で長くプレーできるように、やっていきたいので、(秋山は)こういう選手なんだと知ってもらいたい」

秋山は神奈川県出身。西武時代にシーズン216安打のプロ野球記録を樹立するなど数々のタイトルを獲得しました。また、首位打者やベストナインといったタイトルを獲得するなど球界をけん引する活躍をしました。

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2020年、メジャーリーグレッズへ移籍。今シーズンはマイナーで自由契約となり、日本の複数球団が獲得に乗り出していました。

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