★DIYでゲストハウス作ってみた★採光用二重窓

★DIYでゲストハウス作ってみた★採光用二重窓

完成写真

レシピの概要

かかった費用

7000円

所用時間

1日

材料

1×4材6f(数本)
アクリル板300×450×T3mm(6枚)

工具

テーブルソー
ディスクグラインダー
レーザー距離計
インパクトドライバ
アクリルカッター

作り方

STEP1

ロフト部分に張った外壁用の合板を張りましたが、上側を少し開けておきました。採光用の小窓を付ける為です。

STEP2

小窓の枠を作ってはめ込みたいので、なるべく正確に内寸を測ります。そんな時はこのレーザー距離計が役立ちます。レーザーの当たった部分から計器の底までの距離をミリ単位で出してくれます。巻尺の入りにくい、材で囲われた箇所を測る時などに重宝します。こんなに狭い所にはあまり使わないですが、もっと大きい内寸を測る時にはもっと重宝します。

STEP3

寸法が出せたら木材を切り出し、テーブルソーで溝を掘ります。3mmのアクリル板を入れたいので、深さ約5mm、幅3.5mmくらいの溝になるように掘ります。

STEP4

溝ができたらアクリル板をはめてみて、ガタガタしない程度に入ればOK。

STEP5

20mmほどの間を開けて2本の溝を掘りました。溝を中央にしなかったのは、後で裏表を入替えて違いが出るかの実験もできるようにするためです。

STEP6

アクリル板を何度も切るのは手間だし微妙な狂いが出やすくなるので、市販サイズの300×450をちょうど半分にした150×450を2枚で寸法を計算して枠を作りました。(二重窓を6個作るので合計12枚のアクリル板を使います。)

STEP7

四角に組み上げた時に溝がずれないようにするため、テーブルソーのガイドは1回セットしたら全ての溝を掘り終えるまで動かさないほうが良いです。そうすれば溝がピタリと揃います。

STEP8

2枚のアクリル板を入れてみます。ちょうどよく収まりそうです。この2枚の間が空気層になって断熱効果を発揮するはずです。

STEP9

この工程をガラスでやるとなるとさらに加工が大変だし割れると危ないので(使いたくなかったので)、強度も十分にあるアクリル板一択でした。

STEP10

4隅をビス留めします。窓をはめるとビスは見えなくなるので見てくれは気にせず打てますが、頭が飛び出さないように注意します。これで小窓が1つできました。

STEP11

小窓用に作った骨組みに、先ほどの小窓をはめてみると・・・

STEP12

ちょっと分かりにくい写真ですが、ススス・・・っと、ピッタリ入りました! 防犯上もこのアクリル板を割って内寸14cm以下の隙間をくぐり抜けてくる人はいないでしょう。

STEP13

屋根すれすれの斜めになっているところにも骨組みを追加して、天井ギリのところからも採光できるよう攻めていきます。

STEP14

もともとアクリル板に付いていた保護シートを付けたまま使ってみると・・・

STEP15

曇りガラスのようになりました!これもアリかも?でも外は見えません。ミニカーテン付ける予定なので保護シートは後で外します。

STEP16

この要領で同じ骨組みと窓を6個作り組み上げていきました。同じもの何個も作るのってけっこう大変。。でもだんだん要領が良くなっていくのが分かるので、それも楽しみのひとつです。

STEP17

左右に3個3個で合計6個の小窓から十分な光量の光が差し込んできて良いかんじです。あとは窓以外の部分の壁を埋めていきます。

STEP18

小窓が完成しました!ビス固定なので必要に応じて引き抜いて外すこともできます。3つ並ぶことでオシャレ感も少し出せたかなと思いました。

レシピのコツ・ポイント

アクリル板は水族館の水槽にも使われる丈夫な素材(透明度も高い)で、塩ビ板より耐候性に優れているのでアクリル板を選びました。塩ビはアクリルより割れにくい素材ですが、直射日光で劣化しやすいのが弱点です。

やってみた感想

経年や湿度などである程度木材が伸縮するので、完全に密封するならコーキングか追加の外枠が必要かと思います。大きすぎる窓は好きではなかったので、ほどよい光量の小窓が6個できて大満足です。

レシピを書いた人

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