7月も厳しい暑さ 東・西日本は雨の少ない状態続く 沖縄・奄美は天候不順か 1か月予報

 気象庁は30日(木)、向こう1か月(7/2~8/1)の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は北・東・西日本で高い見込み。北日本は期間の前半、東日本は期間のはじめは、気温がかなり高くなりそうだ。 高気圧に覆われやすい時期があるため、向こう1か月の降水量は東・西日本で平年並か少なく、西日本は期間のはじめは降水量の少ない状態が続く所がある見込み。一方、沖縄・奄美は湿った空気の影響を受けやすい時期があるため、向こう1か月の降水量は平年並か多く、日照時間は平年並か少なくなりそうだ。

週ごとの天候

 1週目(7/2~7/8) 北・東・西日本は高温傾向で、北・東日本はかなりの高温となる見込み。北・東・西日本は高気圧に覆われやすい時期があり、平年に比べて曇りや雨の日が少なくなりそうだ。一方、沖縄・奄美は湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて晴れの日が少ない見通し。

 2週目(7/9~7/15) 全国的に高温傾向。北・東・西日本は高気圧に覆われやすく、平年に比べて曇りや雨の日が少ない見込み。 3~4週目(7/16~7/29) 東・西日本、沖縄・奄美は、平年と同様に晴れの日が多い見込み。

高温に関する情報

高温に関する早期天候情報。

 北海道と東北は向こう2週間、暖かい空気に覆われやすいため気温の高い日が多く、7月6日(水)ごろからの5日間ほどははかなり高くなる可能性がある。このため気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表し、熱中症対策を進め、健康管理等に注意するよう呼びかけている。農作物や家畜の管理等にも注意が必要だ。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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