地震被害の伊達政宗公騎馬像 修復に向けた作業が始まる

仙台城跡で、3月の地震で被害の出た伊達政宗公騎馬像の修復に向けた作業が始まりました。

30日、伊達政宗公の騎馬像の周りに作業スペースを確保するための高さ約1.2メートルのフェンスが設置されました。

騎馬像は、最大震度6強を観測した3月の地震で台座とつながる脚の部分などにひびが入って傾きました。現在は被災前の写真を印刷した幕で覆われています。

仙台・青葉区公園課鈴木江美子課長「ようやく現場を動かす準備ができることになり、仙台市としてもほっとしているところ。今しばらくお待ちいただければと思っております」

騎馬像は7月5日から8日にかけて台座から取り外され、トレーラーで東京都内の工場に運ばれて修復作業が行われます。

再び公開されるのは、2023年3月下旬の予定です。

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