着実に活動の幅を広げるA.B.C―Zの河合郁人

A.B.C―Zの河合郁人が、俳優の安田顕とともに米アニメ映画「バッドガイズ」(10月7日公開)で日本語吹き替え版の声優を務めることを、各メディアが報じた。

同作は、権力者や富豪たちから華麗なテクニックで財宝を奪う5人組怪盗集団「バッドガイズ」の活動を描く。

皮肉屋な金庫破り・スネークを安田、ラテン系肉体派で格闘と歌が得意なピラニアを河合が務めることが発表されたが、河合は映画声優初挑戦となった。

河合は「新たなジャンルのお仕事ですので、挑戦が出来る喜びの中で演じました」と心境を明かし、「和気あいあいとした中で、激しさや切なさ、そして、感動が渦巻く波瀾万丈な物語となっております。友人や家族、そして大切な人とぜひお楽しみください」とアピールした。

グループとしての活動にとどまらず、河合は情報番組「ゴゴスマ-GO GO!Smile!-」(TBS)の金曜レギュラーをつとめ、「ドデスカ!」(メ~テレ)でも月に2回コメンテーターをつとめている。

また、18歳だったジャニーズJr.時代に出演した「ザ少年倶楽部」(NHK)の特技をアピールするコーナーをきっかけに“ジャニーズものまね”を披露するようになった。

レパートリーは東山紀之、木村拓哉、亀梨和也など多岐にわたり、2020年5月19日放送の「ものまねグランプリ 次世代ものまね芸人No.1決定戦&歌ものまねNo.1決定戦スペシャル」(日本テレビ)に初参戦した際には数々のジャニーズものまねで2位になった。

これも含め2020年のテレビ出演番組数は114本と前年比5倍となりブレーク。同年末年始の出演番組数でも、村上信五に次ぐジャニーズ事務所内2位へと躍進を果たしたのだ。

「〝芸は身を助ける〟という言葉をを体現したのが河合。なかなかブレークの兆しがなかったが、まさか、ジャニーズものまねでブレークするとは思わなかった。イメージがさわやかで、滑舌もいいのでコメンテーターは適職。声優としても才能を発揮しそうだ」(芸能記者)

河合が活躍すれば、グループの名前も世に広がることになりそうだ。

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