三浦・城ケ島で修理中の漁船火災 調理室の一部焼ける けが人なし

火災が発生した修理中の「第五十八富丸」=30日午前10時50分ごろ、新潟造船三崎工場

 30日午前9時35分ごろ、三浦市三崎町城ケ島、新潟造船三崎工場の作業員から「ドック内の船から大量の煙が出ている」と119番通報があった。消防車が駆け付けて約40分後に鎮火したが、調理室の壁面と天井の一部を焼いた。けが人はなかった。

 三崎署などが出火原因を調べている。船は宮城県の遠洋トロール漁船「第五十八富丸」(401トン)で、修理のためドックに入っていた。出火当時は作業員がガス切断機で突起物を除去する作業をしていたという。

© 株式会社神奈川新聞社