海開き前、砂浜きれいに 地域住民、企業が清掃

大堂津海水浴場でごみを拾い集める中学生ら

 海開き(2日)を前に日南市・大堂津海水浴場の砂浜をきれいにしようと、地域住民や小中学生、企業などが6月26日、ビーチクリーン活動を行った。約100人が参加し、流木やごみなどを手作業で回収した。
 同海水浴場運営協議会(長田勝則会長)が住民や近隣の大堂津、細田、大窪小や細田中、自動車部品製造会社ニチワなどに声をかけ、毎年実施している。参加者はペットボトル、空き缶などを拾い、流木は重機で運びやすいよう砂浜にまとめた。
 同日は1時間半ほどの作業で軽トラック10台分のごみを回収。細田中3年の竹原聖真(きよま)さん(15)は「思った以上にごみが多かった」と驚いた様子。長田会長は「きれいで安全な海を、これからもずっと保つことができれば」と話していた。

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