新型コロナ オミクロン株派生型を宮崎県内初確認

 宮崎県と宮崎市は30日、新たに10歳未満~90代の282人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者は前週の同じ曜日より76人多く、8日連続で前週を上回った。29日時点の病床使用率は8.2%だった。
 県はゲノム解析の結果、オミクロン株の派生型「BA・2.12.1」が県内で初確認されたと明らかにした。県感染症対策課によると、BA・2.12.1は主に米国で感染が広がっており、従来のオミクロン株より感染力が高い可能性がある。確認された患者2人で海外渡航歴や渡航歴のある陽性者との接触があった。

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