夏場の献血に協力を 岡山県推進協、助け合い運動始まる

オープニングセレモニーで協力を呼び掛ける原田さん(右)と森田さん

 血液が不足しやすい夏場の献血を促す「岡山県愛の血液助け合い運動」(県献血推進協議会主催)が、1日始まった。8月末までの期間中、啓発活動やイベントなどで献血協力者の増加を目指す。

 この日は岡山市北区いずみ町の県赤十字血液センターでオープニングセレモニーがあり、関係者約80人が参加。献血キャラバン隊長となった岡山赤十字看護専門学校1年の原田京里さん(24)、森田真子さん(18)が「善意による献血の輪が広がるよう、一人でも多くの方に協力を呼び掛けたい」とあいさつした。

 式後は市内の高校や大学など8校を訪問。チラシやクリアファイル計約1200セットを配った。

 夏休みに差し掛かるこの時季は学校や事業所で献血する機会が減るため、同センターは期間中、献血をした人にバウムクーヘンを配るといったイベントを計画している。

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