松村沙友理が「推しが武道館いってくれたら死ぬ」でアイドルオタクに変身!

松村沙友理が、ABCテレビとテレビ朝日で10月にスタートする連続ドラマ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」(日時未定)で主演を務めることが分かった。松村は本作が地上波連ドラ初主演となる。

原作は「COMIC リュウ WEB」(徳間書店)で連載中の平尾アウリ氏の同名コミック。累計発行部数は100万部を突破し、2020年1月にはテレビアニメ化もされた人気作で、「推し武道」の愛称で親しまれている。ドラマは、マイナーで小規模ながらも、地元・岡山で地道に活動する地下アイドルグループ・ChamJam(チャムジャム)と、彼女たちを応援する熱狂的なアイドルオタクたちの、真っすぐで懸命な姿を描く“ドルオタ”青春コメディーとなる。

松村が演じる主人公・えりぴよは、ChamJamの人気最下位メンバー・舞菜のためにお金も時間もすべて注ぎ込み、自分の服は高校時代の赤ジャージしか持っていないという、熱狂的なアイドルオタク。元トップアイドルの松村が、全力でアイドルに“片思い”をする役柄に挑戦する。

松村は原作の印象について、「自分もアイドルだったこともあって、ファンの方からの視点で見えることがとても新鮮で、私自身こうやって応援していただいていたんだなと、自分に刺さるものがとってもありました!」と感激したポイントを明かしつつ、「自分に真っすぐで熱くて、何よりも推しのことを考えられる優しさを持っている人だなと思いました。えりぴよのコミカルさを大事にしながら、いちずな熱い思いを表現できたらいいなと思います!」と意気込む。

そして、「かつて推されていた側に立っていた私が、今回は推しを推す側を演じさせていただくということでとってもご縁を感じています! 私も推しとともにこの作品への愛を一心に注いですてきな作品をお届けできるよう、一生懸命頑張ります! ぜひお楽しみにしていてください!」とメッセージを寄せている。

原作の平尾氏はドラマ化にあたり、「実写にしていただくことは、漫画家をやっていく上での最終目標だと思っていましたので、うれしかったです」と喜びを語る。また、「松村沙友理さんはお顔や振る舞いが大変かわいくて、以前から好きでお姿を拝見していましたので恐縮しております」と感激しつつ、「音楽をアニメ版と同じ日向萌さんがお引き受けくださっていますので、アニメの雰囲気を好きでいてくださっていた皆さまにも楽しんでいただけると思っていますし、ドラマ版ではさらにアニメとはまた違う楽しみ方ももちろんあるかと思います。さまざまな角度からあらためて好きになっていただけましたら幸いに思っております」とコメントしている。

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