仙台市で小型充電式電池の収集が始まる 発火事故を防ぎ更なるリサイクルを

仙台市で、1日から使用済みの小型充電式電池の収集が始まりました。家庭ごみに混入して発火事故が起きるのを防ぎ、更なるリサイクル推進を目指します。

仙台市が収集を始めたのは、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、ニカド電池の3種類の小型充電式電池です。種類ごとに色分けされたマークが目印です。

スマートフォンや加熱式たばこなど電池を簡単に取り外せない物は、本体ごと出すことができます。

週1回、ビン・カン・ペットボトルなどと同じ日に収集します。

これらの小型充電式電池について、仙台市ではこれまで、家電量販店などへ持ち込むよう呼びかけていました。

しかし家庭ごみに混ぜて捨てられ、収集や処理の過程で発火する事故が後を絶たなかったことから収集することにしました。

仙台市環境局青葉環境事業所遠藤正彦主査「処理の過程で圧縮されますと、火がつく事故が起きております。更なる安全な処理とリサイクル推進をご協力よろしくお願いいたします」

仙台市では、電池の端子部分に絶縁のためテープを張り、透明な袋に入れて出すよう求めています。

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