危険な暑さが続いています。待ちに待ったプールが開園した一方、小学校のプールでは異変が起きています。
中区のファミリープールで今シーズンの営業が始まりました。
去年に引き続き、新型コロナ対策として入場者を1500人に制限し、食堂や売店は営業しません。
子ども「めっちゃうれしい気持ち、さいこう!」
久しぶりのプールで気持ちよさそうに遊ぶ子どもたち。
それでもプールサイドなどは高温になるので暑さには要注意です。
ファミリープール 片山純希さん「なるべく日陰に入っていただき水分補給もしっかりとっていただき過ごしていただきたいと思います」
一方、市内の小学校では…
坪山奏子アナ「いますぐ水に飛び込んでしまいたいぐらい暑いです。この時間プールの授業が行われて子どもたちが楽しんでいるはずなんですが、いま姿はありません」
本来なら3年ぶりに再開されたプールでの授業を楽しむ子どもたちの姿があるはずですが…
校庭を見ても、人の姿ひとつありません。
その原因は「暑さ指数」にありました。
暑さ指数は気温、湿度、日差しの強さ、風速の4つを反映させたものです。
これが31℃を越えると設置された測定器のアラームが鳴り、熱中症のリスクが高いため屋外での活動は危険と判断されます。
白島小学校 本家太校長「(暑さ指数が31℃を超えると)いろいろプールとか外での遊びとかそういうものを中止するようにしています。生命の危険もありますのでやっぱりそこは申し訳ないけど我慢してくれということで子どもたちには我慢してもらってます」
白島小学校では午前10時前には校庭でアラームが鳴ったため、屋外での活動は中止となりました。
自由時間も教室で過ごしています。
坪山奏子アナ「本当は外で遊びたかったんじゃない?」
子どもたち「はい!熱中症の影響で遊べなかった、残念です無念な思いでいっぱいです」
坪山奏子アナ
「みんな多分ね外に出られないからストレスが…」
広島市教育委員会によりますと、この暑さ指数は市立の幼稚園から小中高校まですべてに導入されているということです。
1日は県北を中心に各地で猛暑日を記録しました。最高気温37.6℃を観測した三次市では子どもを見守る保護者も大変そうです。
保護者「きょうが一番暑いんじゃないですかね。ここの日陰にいてもすごい暑いです」
1日、県内では10代から80代の男女14人が熱中症の疑いで搬送されました。
2日も危険な暑さに注意が必要です。