京杭大運河への補水量、8億4千万立方メートル

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京杭大運河への補水量、8億4千万立方メートル

山東省徳州市の四女寺中枢南運河制御ゲートが開き、全線通水した京杭大運河。(4月28日撮影、小型無人機から、済南=新華社記者/郭緒雷)

 【新華社北京7月1日】中国水利部の魏山忠(ぎ・さんちゅう)副部長はこのほど、京杭大運河の全線通水のための補水活動に関する記者説明会で、京杭大運河の黄河以北の707キロにわたる区間で8億4千万立方メートルの補水を行い、京杭大運河は現在、全線通水状態を維持していると述べた。補水活動は著しい成果を上げ、地下水を回復させ、被圧地下水の採取を削減し、河川と湖の生態環境を改善、大運河文化の保護と伝承、利用を促しているとした。

京杭大運河への補水量、8億4千万立方メートル

山東省徳州市の四女寺中枢南運河制御ゲートが開き、全線通水した京杭大運河。(4月28日撮影、小型無人機から、済南=新華社記者/郭緒雷)

 北京市と浙江省杭州市を結ぶ京杭大運河は古代中国に始まった壮大なプロジェクトで、水害の防止や送水・給水、内陸水路輸送、生態・景観などの機能を備えている。だが京杭大運河の黄河以北の区間では一時期から、歴史的な変遷や人間の活動、気候変動の影響を受け、深刻な水資源不足による一部区間の断流が発生し、水質汚染も大きな問題となっていた。

京杭大運河への補水量、8億4千万立方メートル

山東省徳州市の四女寺中枢南運河制御ゲートが開き、全線通水した京杭大運河。(4月28日撮影、小型無人機から、済南=新華社記者/郭緒雷)

 水利部は華北地域の地下水過剰採取を取り締まり、河川・湖の生態系回復を推進、大運河の水資源条件を改善し、大運河に活気を取り戻すため、北京市・天津市・河北省・山東省と連携した補水活動を4月14日に開始した。4月28日には全線通水を実現し、5月末に補水を完了している。