上越市の第三セクター持ち株会社、J―ホールディングス(HD)は1日、傘下企業で「うみてらす名立」(名立区)を運営する「ゆめ企画名立」(名立区)の全株式を経営受託会社「BJ」(長野市)に売却したことを明らかにした。売却額は非公表。
JHDは6月27日開いた定時株主総会でゆめ企画名立の全株式売却を決議、同30日にBJからの払い込みが完了した。
JHDの最大株主である市は昨年12月、ゆめ企画名立をBJに売却する方針と「うみてらす名立」の指定管理を任せる方針を示していた。
BJは子会社が長野県内で道の駅や観光施設などの運営を手掛けており、東京商工リサーチによると21年6月期の売上高は11億円。
JHDは、ゆめ企画名立の売却により傘下企業が4社となった。事業規模が縮小することなどから、傘下企業の集約を進め、2022年度中に解散する予定。
ゆめ企画名立 BJ傘下に 全株式を売却 J―ホールディングス
- Published
- 2022/07/01 22:58 (JST)
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