税収67兆円程度で過去最高 21年度、法人税けん引

国の一般会計税収の推移

 2021年度の国の一般会計税収が67兆円程度となり、2年連続で過去最高を更新したことが1日、分かった。昨年末の補正予算段階では63兆8800億円を想定していた。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ企業業績が回復し、法人税収が伸びたことがけん引した。所得税と消費税の税収も堅調だった。財務省が近く発表する。

 法人税の増加は、コロナ禍で落ち込んだ外需が回復し、輸出企業を中心に企業収益が拡大したためだ。円安進行も輸出企業には追い風となった。所得税は雇用環境の改善や株高傾向を支えに増えた。物価の上昇による消費額の増加は、消費税収の押し上げにつながったようだ。

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