7月に中央線で運行開始、「30000A系」ってどんな電車?大阪メトロがデザイン紹介動画を公開

Osaka Metroは2022年6月30日(木)、7月から運行を開始する「30000A系」のデザイン紹介動画を同社YouTubeチャンネルで公開しました。

30000A系は、2025年の大阪・関西万博を見据えて、御堂筋線を走る30000系(2011年運行開始)を改造して中央線に投入される新造車両です。万博終了後は谷町線に転用される計画となっています。

既存の30000系との大きな違いはその外観デザイン。中央線の路線カラーの緑を使った円をモチーフとしており、大阪の賑わいと人々の輝く姿を象徴する「スパークルドット」を全体にちりばめています。

このそれぞれのドットにもちゃんと意味があり、ホワイトは「街ゆく人々」、アースグレーは「街並み」、グリーンは「Osaka Metroの車両」を意味し、「未来社会」を表すゴールドの帯がそれらをつなげることで、人、街、乗り物が多様性をもって「集まる」「つながる」ことを表現しています。

内装にもこだわりがあり、車内の座席は背もたれ部分をゴールドイエロー、座面をターコイズブルーにすることで車内全体を明るく、軽やかに、そして爽やかになるよう仕上げています。またスパークルドットは車内各所にも散りばめられており、新しい未来を感じさせるワクワク感の演出ともなっています(実は隠れドットも?)。

車内外に未来を感じる工夫がたくさん散りばめられた30000A系――その機能については、Osaka Metroがまた来週木曜日に「機能編」として解説動画を公開する予定です。

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